SOUCOは7月29日、全国一律料金で利用可能な従量制保管サービスを開始したと発表した。
soucoではこれまで、倉庫を探している荷主に対し、個々の希望条件や荷物の詳細をヒアリングし要件定義を固めることでマッチングをサポートするケースがあったが、その場合、見積もりの提示までに時間を要する場合があることが課題だった。
そのため、荷物がユニットロード化された荷姿である場合には、利用検討の早期段階で費用を想定することができ、よりスピーディーに利用開始できるようにするため、 料金表に基づくサービスの開始をすることとしたもの。
主な料金は、パレット単位での保管において、全国一律1パレットあたり1日100円、カゴ台車での保管においては、全国一律1台あたり1日80円、 段ボール単位での保管においては、全国一律1箱あたり1日7円となる。
荷主が荷物の情報と希望条件をsoucoに利用相談すると、soucoに登録されている倉庫の中から条件にあった最適な立地の保管先倉庫が提示され、荷主は指定された保管先倉庫に荷物を入庫することで利用開始となる。
なお、倉庫と荷主のマッチングプラットフォーム「souco」を運営するsouco社は、物流施設や倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業の情報を集約したB to Bのマッチングプラットフォームsoucoを展開している。2019年6月の正式サービス開始後、登録アカウント数は順調に増加し、2021年6月時点での倉庫提供アカウントと倉庫利用(荷主)アカウントの合計数は2000社超だ。