国土交通省が7月30日に発表した5月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の総輸送量は497万6000トン(前年同月比9.2%増)、宅配便貨物(14社)の取扱個数は3億7596万5000個(1.4%減)となった。
前年同月との比較では、品目別では、工場・生産地からの貨物増が「農水産品」以外のすべての品目で、商社・問屋からの貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」及び「日用品」で、景気の影響による貨物増が「日用品」で見られた。
地域別では、「関東地方」、「中部地方」、「近畿地方」及び「中国」で貨物増となっている。
全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者756社/調査対象事業者数987社)の輸送量は、前月比7.7%減、前年同月比6.1%増であった。