日野自動車は8月2日、中型トラック「日野レンジャー」を改良し、安全装備を大幅に拡充して発売した。
今回の改良では、サイトアラウンドモニター、ドライバー異常時対応システム(EDSS)、オートヘッドランプを標準装備としている。一般道での事故対策も拡充し、万が一の事故防止に貢献する。
サイトアラウンドモニターシステムは、車両左右前端に設置したセンサーが、衝突のおそれがある車両を検知し、警告音とメーター表示でドライバーに注意喚起する。大型トラック「日野プロフィア」で実用化しているサイトアラウンドモニターシステムの検知速度域を拡大して機能向上させ、右左折時の出会い頭などドライバーの安全確認をサポートする。
ドライバー異常時対応システム(EDSS)は、ドライバーモニターⅡや車線逸脱警報によりドライバーの運転姿勢や車両の挙動をモニターし、体調急変などによるドライバーの異常な状態を自動検知して徐々に減速し車両を停止させる。一部車型に標準装備、その他全車にオプション設定する。
オートヘッドランプは、周囲が暗くなると自動的に点灯し、夜間の視認性を向上させる。
価格は2KG-FC2ABG(広幅、標準ルーフ・ベッドレス、リヤエアサス
、トランテックス製ウイングバン完成車)(A05C<A5-Ⅵ>、155kW(210PS)、DPR-Ⅱ(尿素レス)、Pro Shift 6)が1079万4000円(税抜き)。
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