大和物流は8月18日、大阪府東大阪市で同社最大の物流施設「(仮称)東大阪宝町物流センター」を着工した。
新施設は延床面積約2万8000m2で、2022年9月下旬の竣工・稼働を予定。近畿に拠点を置くメーカーや流通業者向けの保管・輸配送拠点として、大和物流が運営していく。
阪神高速13号東大阪線「水走IC」から1kmに位置しており、大阪市中心部まで約30分でアクセス可能。また、大阪外環状線(国道170号線)と隣接しており、大阪市近郊の主要都市もカバーできる。周辺には住宅地が多く、最寄り駅からも徒歩圏のため、雇用確保の面でも良好な職住近接の環境が整っている。
施設面では、低床式ホームを採用し、床荷重2トン/m2を確保することで、建材や機械などの重量物の取扱いにも対応する。また、開口スペースには約20台の大型トラックが同時に接車でき、合計6基の搬送設備を活用することでスムーズな貨物の搬送を実現する。
■「(仮称)東大阪宝町物流センター」概要
建設地:大阪府東大阪市宝町1529ー4ほか
敷地面積:1万9688.18m2
延床面積:2万7929.77m2
構造・規模:鉄骨造 地上3階建て・低床式
床荷重:各階2.0トン/m2
梁下有効高:各階5.5m
搬送設備:貨物用エレベーター4基、垂直搬送機2基
アクセス:阪神高速13号東大阪線「水走IC」1km、近鉄けいはんな線「新石切駅」750m
着工:8月18日
竣工:2022年9月28日(予定)
稼働:2022年9月29日(予定)