LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





シーピー化成/群馬県板倉町に食品容器の自動化物流センター

2021年09月08日/物流施設

食品容器メーカーのシーピー化成は8月24日、群馬県邑楽郡板倉町の板倉ニュータウン産業用地内に「首都圏物流センター(仮称)」を建設すると発表した。

<首都圏物流センター(仮称)完成予想図>
20210908cp 520x171 - シーピー化成/群馬県板倉町に食品容器の自動化物流センター

首都圏物流センターは同社7か所目となる物流拠点で、首都圏1都5県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・群馬県・茨城県)への配送を担う。

延床面積は4万8600m2、約20万ケースの保管能力を持たせる計画で、9月に着工し、2022年11月の操業開始を予定している。

同施設では、庫内作業の効率化を図るため、ラック・庫内搬送・荷札貼り・出荷仕分等を最新鋭の設備で自動化するとともに、システム管理による生産性の向上を行い、省人化を図る計画。

また、建物の屋根材には断熱性能を有するダブルパック工法を採用し、太陽光パネルの設置を可能とする構造を採用する。

<全体完成予想図>
20210908cp1 520x243 - シーピー化成/群馬県板倉町に食品容器の自動化物流センター

<位置図>
20210908cp2 520x206 - シーピー化成/群馬県板倉町に食品容器の自動化物流センター

シーピー化成は、2019年に板倉ニュータウン産業用地で11万700m2の土地を取得し、営業・物流・生産拠点の建設を計画していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響からスケジュールを変更し、この度工事に着手する運びとなった。

同地では、首都圏物流センターのほか、営業拠点の「北関東オフィス(仮称)」と「首都圏工場(仮称)」の建設を計画しており、創業60周年の2023年に本社に次ぐ一大拠点としての本格稼働を目指している。

建設地は、東北自動車道「館林IC」から車で10分、東京都心まで1時間と交通アクセスが良好な立地。営業所、物流施設、工場の整備にかかる総投資額は、用地取得費用を含め200億円を見込んでいる。

■「首都圏物流センター(仮称)」 建設概要
建設地:群馬県邑楽郡板倉町泉野2-41ー5(板倉ニュータウン産業用地内)
敷地面積:11万684.14m2(営業所、工場の敷地を含む)
建築面積:2万8228.17m2
延床面積:4万8642.33m2
要員:20名程度
保管数:約20万ケース
配送エリア:1都5県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・群馬県・茨城県)
着工:9月
操業開始:2022年11月(予定)

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース