関東運輸は5月21日、群馬県の「トラックの森」づくり事業に参加したと発表した。同事業は業界の地球温暖化対策の一環として、全日本トラック協会が2003年から推進しており、森林の保護育成によるCO2削減を目的としている。
国有林等を中心に「トラックの森」としてフィールドを設置し、地域のボランティアなどの協力を得ながら、トラック運送事業者及びその関係者が植樹をはじめ下草刈り、枝打ち、間伐などを行い、長期間にわたり森を育てている。
群馬県トラック協会でも、群馬県及び前橋市と協定を結び、前橋市北部の嶺公園内約2.6ヘクタールを「トラックの森」として森林保護・育成に取り組んでいる。
公園では2009年から春と秋の年2回、除草活動を実施しており、今年も県トラック協会に加盟する事業所の職員と家族約230人が参加し、下草刈りなどの作業に汗を流した。
関東運輸からも社員が毎年欠かすことなく参加し、環境整備に組んでいる。
同社は今後もこうした取り組みを継続し、社員一人ひとりの地域貢献意識を一層深めるとともに、より幅広いCSR活動を展開していく方針だ。