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レンゴー/370億円投じ、ベトナムで段ボール原紙新工場建設

2021年09月28日/生産

レンゴーは9月28日、ベトナムでの合弁会社である、ビナクラフトペーパー社が、新たに段ボール原紙の生産拠点の建設を決定したと発表した。

新工場の建設により、ビナクラフトペーパー社のベトナム段ボール原紙市場での、マーケットリーダーとしての地位を確固たるものとし、持続的な発展と成長を目指すとともに、同国の製紙・段ボール一貫生産体制をさらに強化していく。

なお、ベトナムでの段ボール原紙の総需要は年間約300万トン(2019年)で、輸出産業を中心とした海外からの直接投資の継続や国内消費の高まりから、今後とも年率6~7%の高い伸びが続くものと見込まれている。

ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を掲げ、海外事業を大きな柱の一つとして、グローバルな事業展開を目指す同社グループでは、東南アジアを重要な戦略地域と位置付けており、今後とも高い経済成長が期待されるベトナムにおいて、同社グループ海外事業の一層の充実を図っていくとしている。

■新工場概要
所在地:Binh Xuyen Industrial Park, Vinh Phuc Province, Vietnam
    (ハノイ市より北北西40km)
投資額:8兆1330億ベトナムドン(約370億円)
生産品目:段ボール原紙(ライナおよび中しん)
生産能力:年産37万t(完成後の同社総生産能力:87万t)
抄紙機:1台
稼働時期:2024年1~3月

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