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SHKライン/東京九州フェリーと蘇州下関フェリー結び小口混載

2021年10月13日/3PL・物流企業

SHKライングループの物流事業会社マリネックスは10月13日、グループ船社で横須賀-新門司を結ぶ東京九州フェリー(TQF)と下関-中国・太倉を結ぶ蘇州下関フェリー(SSF)を組み合わせてリードタイムの短縮を実現する小口混載サービスの取扱を始めたと発表した。

<3E-Expressの3Eとは>
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国際物流総合展“第2回 INNOVATION EXPO”(10/13-15:東京ビッグサイト)の横須賀港ブースにおいて“3E-Express”として販売を開始した。

横浜指定倉庫集約後、同社のトレーラーで横須賀港~TQF~新門司~下関港を経てSSFで中国太倉港に到着する基本輸送行程を5日間で実現する。1RT当り3万円~ の料金設定で週2便運航する「航空便にも劣らないリードタイムで且つ低コストで届ける経済性(=Economy)」が最大の特徴。

また、 定温定湿のフェリーの輸送環境を利用して梱包材等の使用を極力抑えるSDGs対応(=Ecology)や、RORO荷役作業による低振動・低衝撃の優しい環境(=Environment)も「本サービスの重要なポイントだ」としている。

マリネックスでは、SHKライングループの内航フェリーと外航フェリーを繋げることで、日本国内の陸送を極力抑えた環境負荷軽減効果を実現しつつ、短納期の輸送を低価格で提供していく。更にはフェリーの輸送環境を利用した「梱包レス」等の環境配慮型の輸送提案や、華北地区への同等なサービスの開発等を進めていくことで、 中国向け小口貨物の「航空輸送の代替輸送モードの一つとして活用してもらいたい」としている。

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