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キッコーマン/110億円投じ、立体自動倉庫備えた工場再構築

2021年10月19日/生産

キッコーマンは10月19日、顧客に高品質の商品・サービスを届けることを目的に、販売が好調なしょうゆ関連調味料事業の生産体制強化を柱とする、国内調味料事業の生産体制の再構築を進める方針を決定したと発表した。

この方針に則り、キッコーマングループにおいて、キッコーマンしょうゆ、つゆ・たれ等のしょうゆ関連調味料等を製造するキッコーマンフードテックの新工場を建設する。

IoTを活用した生産システムや立体自動倉庫等、新技術・設備の導入によるスマート化を進め、生産性の大幅な向上を図る。

新工場建設の主な目的は、FSSC22000(食品安全システム)を最大限に活かせる建物仕様及び生産プロセスの構築により、食の安全・安心ニーズに応えること。

また、工場コンパクト化によるエネルギー効率向上、省エネ機器の導入、再生可能エネルギーの活用等により、CO2排出量の削減と水使用量の低減を図ること。

さらに、スマート化による省人化と製造規模の拡大により生産性を約3倍に高めること、としている。

■キッコーマンフードテック 新工場概要(予定)
所在地 : 千葉県野田市中根97
建物構造 : 鉄骨造、地上2階建て
建築面積 : 約4759m2
延床面積 : 約7474m2
生産品目 : しょうゆ関連調味料等
投資金額 : 約110億円
着工 : 2022年6月
生産開始:2024年4月

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