川崎汽船が11月4日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高3575億5600万円(前年同期比19.1%増)、営業利益101億8200万円(前期は102億200万円の損失)、経常利益2380億1400万円(前期は99億7800万円の利益)、親会社に帰属する四半期純利益2460億800万円(前期は96億2900万円の利益)となった。
セグメントごとの業績は、ドライバルクが売上高1316億円(49.5%増)、営業利益59億円(前年同期は93億円の損失)。エネルギー資源が売上高428億円(13.4%増)、営業利益8億円(75.3%減)。製品物流が売上高1780億円(10.0%増)、営業利益2381億円(前年同期は187億円の利益)。
製品物流セグメントでは、旺盛な貨物需要が継続したこと等によって業績が大幅に改善したコンテナ船をはじめ、自動車船や物流などの事業も好調で増収増益となった。
通期は、売上高6900億円(10.3%増)、営業利益150億円、経常利益3900億円(335.8%増)、親会社に帰属する当期純利益3700億円(240.4%増)を見込んでいる。
川崎汽船 決算/4~6月の売上高21.2%増、営業利益58.3%増