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商船三井/アンモニア燃料の「大型アンモニア輸送船」開発着手

2021年11月04日/IT・機器

商船三井は11月4日、名村造船所および三菱造船と、アンモニアを燃料として航行する大型のアンモニア輸送船を共同開発することで合意したと発表した。

<大型のアンモニア輸送船運航イメージ図>
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アンモニアは、現在肥料原料としての利用が中心で海上輸送量も限定的だが、燃焼時に二酸化炭素を排出しない次世代のクリーンエネルギーとして石炭火力発電所での混焼利用や、水素キャリアとしての活用などを中心に、今後大規模な需要が見込まれている。

今年9月に発表された日本政府指針「第6次エネルギー基本計画案」においても、アンモニアはカーボンニュートラル実現に向けた有力な選択肢として位置づけられており、2030年時点で300万トン、2050年時点では3000万トンの国内での年間需要が想定されている。

同社はこうした需要増に応えるべく大型アンモニア輸送船を開発し、高品質で安定的なクリーンエネルギー輸送を提供することで、社会の脱炭素化に貢献する。また、船舶用の燃料としてもアンモニアへの期待は大きく、同社は「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」で掲げる2020年代中のネットゼロ・エミッション外航船の運航開始、および2050年までのネットゼロ・エミッション達成に向け、アンモニア船舶用燃料への転換も進めていく。

アンモニアを主燃料とした船舶用主機関については、開発中の当該燃料主機関の発注に向けて各社と協業体制を確立し、早期導入を目指す。

共同開発する大型アンモニア輸送船においてもアンモニア燃料主機関を採用し、同社運航船の温室効果ガス排出削減を促進していくとしている。

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