ジャパン マリンユナイテッドは11月12日、三重県津市の津事業所で建造していたF.J. LINES INC. (エフジェイ ラインズ インク) 向け次世代省エネ型バルクキャリア “FJ CAMELIA”(エフジェイ カメリア)を引渡したと発表した。
＜FJ CAMELIA＞
この船は、同社で長い歴史を誇るパナマックスバルクキャリアの次世代船として開発されたG-Series 80,800 DWT型(G81BC)の更なる発展形となるJ-Series 8万2400 DWT型 (J82BC)の第7番船。
最大の特徴は、同社従来船と同じ船体要目を維持しつつ、最新規則（Common Structural Rules for Bulk Carriers and Oil TankersやNOx(窒素酸化物)排出規制Tier Ⅲなど）を折り込んだうえで、同社独自の省エネ技術を活かして載貨重量の増加と燃費低減を両立している点。
■概要
主要寸法：全長 229.00m x 幅32.26m x 深さ20.00m x 喫水14.55m
載貨重量：8万2501トン
総トン数：4万4318
主機関：MAN-B&W 6S60ME-C8.5-EGRBP ディーゼル機関1基
航海速力：14.04ノット
定員：28名
船級：NK
船籍：マーシャル諸島
