東大発ベンチャーのTRUST SMITHは11月29日、グループ会社のSMITH&FACTORYが「モノの場所を常に把握するロケーション管理システム」の提供を開始したと発表した。
同技術によって、自律搬送ロボット(AMR)の導入を検討する企業を始め、工場管理・倉庫管理に悩む現場での労働力不足の解消と人件費削減に寄与する。
同技術は、センサーが自律搬送ロボットの位置を常にトレースし、常にモノの位置の最新データを管理システム上に表示するというもの。
常にモノの位置をトレースするため、搬送担当者がピックアップする際に迷う時間を限りなくゼロにすることができる。また、位置データをリアルタイムで管理、データを蓄積し、蓄積したデータを使って倉庫の配置場所を最適化することで、非効率な作業を可視化し、効率化していくことができる。
SMITH&FACTORYでは、今回の「モノの場所を常に把握するロケーション管理システム」に留まらず、将来的には特定の空間内で最適に荷物を配置するアルゴリズムの開発を目指すとしている。