207は11月29日、西日本新聞社が主催するオープンイノベーションプログラム「X-kakeru(かける)」で、特別賞を受賞したと発表した。
<オープンイノベーションプログラム「X-kakeru」>
「X-kakeru」は、西日本新聞社が「地域づくり~xコミュニティーの創出・活性化・課題解決~」と「DX~新規事業の創出と既存事業領域の変革~」をテーマにしたオープンイノベーションプログラム。
207では、西日本新聞社の「新聞販売店を配送拠点として活用し、宅配荷物の共同配送を行う」という協業のプレゼンテーションを行い、特別賞を受賞した。
<取り組みのイメージ>
西日本新聞社との取り組みでは、207の配送効率化アプリ「TODOCUサポーター」、配送管理のクラウドサービス「TODOCUクラウド」を活用し、新聞販売店を拠点として宅配荷物を配送する協業を検討する。
実証実験エリアは、福岡県うきは市を予定し、過疎地域での宅配荷物の共同配送モデル構築を準備する。
九州最大51万部以上の発行部数を誇る西日本新聞社は、九州最大の新聞販売店数を持つ一方で、近年の新聞購読数の減少で、新聞販売店の新たな収益の柱を創出の取り組みを行っている、今回の協業もその一環となる。
今後、2社は西日本新聞社が新聞販売店での新たな収益の創出、207では宅配荷物の共同配送実現に向け取り組んでいくとしている。