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ラクスル/梱包材通販のダンボールワンを完全子会社化

2021年12月09日/SCM・経営

ラクスルは12月9日、関連会社であるダンボールワン社の株式を追加取得し、完全子会社化すると発表した。

現在、ラクスルはダンボールワン社の株式の49.9%を保有しており、約20億円で残る50.1%の株式を追加取得する。12月9日付で売買契約を完了しており、2022年2月1日の株式譲渡を予定している。

ラクスルは、ラクスルセグメントの成長戦略として、オフィス・産業資材への印刷領域の拡張を推進しており、同領域でのサービスとの相乗効果を目的として、2020年12月にダンボールワン社を関連会社化している。

ダンボールワン社は、ダンボール・梱包材専門の通販ECサイトとして4年連続国内売上シェア首位を獲得しており、業界最大規模のダンボール製造会社や梱包材メーカーのネットワークを活用した、低コストかつ小ロットの商品提供の仕組みを構築している。

また、ラクスルのシェアリング・マーケティングノウハウの活用や、両社の顧客基盤の拡大等、協業関係によるシナジー効果を創出しており、ダンボールワン社の事業拡大への期待と、ラクスルセグメントの成長の観点から企業価値の最大化に資すると判断し、完全子会社化を決定した。

■ダンボールワン
所在地:石川県金沢市鞍月4-133
事業内容:ダンボール・梱包材の受発注プラットフォーム「ダンボールワン」の運営
資本金:1000万円
設立:2018年6月
大株主及び持株比率:辻 俊宏(ダンボールワン代表取締役社長)50.1%、ラクスル49.9%

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