オープンロジは2021年12月から、入庫時にX線検針を行う新規サービスを開始した。
X線機器は、レントゲンのように商材を撮影できるので、金属をパーツとして使用している服飾品の中に針などが入っていないかをチェックすることが可能。
オープンロジは、モンゴルレザーを使用したレザーブランド「HushTug(ハッシュタグ)」を運営しているラズホールディングスからの要望により、入庫時にレザー商品1000件以上のX線検針を実施する体制を整えた。
以前からオープンロジでは、製造を外部企業に委託していたり、海外で製造しているD2C事業者が、入庫時のX線検針のニーズは高いとの認識を持っていた。今回、入庫時にX線検針を実施するオペレーションが確立できたことで、新規サービスとして提供することにしたもの。
今後もオープンロジは、提携倉庫を拡大して提供可能な物流サービスの幅を広げるとともに、ユーザーポータルの新規機能を開発、追加することでEC事業者の業務効率化を後押しする物流DXを推進していくとしている。