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日新/4~12月の売上高25.7%増、営業利益527.9%増

2022年02月08日/決算

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日新が2月8日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高1369億3400万円(前年同期比25.7%増)、営業利益64億3400万円(527.9%増)、経常利益72億9900万円(209.4%増)、親会社に帰属する当期利益43億6200万円(346.8%増)となった。

セグメント別では、物流事業の売上高は1340億2100万円(27.5%増)、営業利益は66億5900万円(183.3%増)となった。

このうち、日本では、海上コンテナ不足による航空輸出への切り替えは第3四半期を通し継続し、自動車関連貨物に加え、電子部品関連、半導体関連貨物の取扱物量が好調に推移した。海上輸入では、冷凍・冷蔵貨物が増加し、冷蔵倉庫の稼働率が改善した。

アジアでは、自動車関連貨物の荷動きはアジア全般で好調に推移し、コロナ禍前の2019年同時期の航空貨物取扱量を大きく上回った。タイでは自動車関連貨物の航空輸出に加え、5月から開始した二輪車の海上輸出も順調な取扱いを見せた。ベトナムでは自動車関連貨物、電子部品、家電製品の好調な航空輸出が継続した。

米国では、港湾混雑による海上輸入貨物の国内代替輸送が継続した。また自動車関連貨物の航空輸送も第3四半期を通し好調を維持、10月にはテネシー州に自動車関連の新倉庫を開設した。食品関連では航空、海上ともに輸出が好調だったほか、輸入取扱いも伸長した。家電製品の倉庫保管、国内配送業務も好調に推移した。

通期は、売上高1820億円(16.7%増)、営業利益80億円(206.4%増)、経常利益89億円(107.6%増)、親会社に帰属する当期利益55億円(174.0%増)を見込んでいる。

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