三井倉庫ホールディングスが2月8日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高2167億6900万円(前年同期比16.0%増)、営業利益181億3700万円(34.4%増)、経常利益182億2700万円(35.1%増)、親会社に帰属する当期利益103億900万円(30.1%増)となった。
セグメント別では、物流事業の売上高は2102億4300万円(16.6%増)、営業利益は163億8100万円(44.0%増)となった。
輸出入の回復に伴うフォワーディング業務および港湾運送業務でのコンテナ荷役の取扱量の増加に加えて、海上コンテナ不足を含むサプライチェーンの混乱に伴う海上輸送から航空輸送へのシフトや航空運賃の高騰、顧客の生産維持のための部品調達等にかかる航空輸送および海外保管・運送業務の取扱増加があったほか、注力しているソリューション型物流業務の新規取扱開始や、ヘルスケア物流における新規業務の開始があった。
また、オリンピック・パラリンピック需要等を背景とした家電関連物流の取扱増加もあった。
通期は、売上高2850億円(12.4%増)、営業利益220億円(24.6%増)、経常利益218億円(26.4%増)、親会社に帰属する当期利益120億円(3.9%増)を見込んでいる。
SGHD 決算/3月期の売上高8.2%減、営業利益34.1%減