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ナビタイム/カーナビアプリに配達ドライバー向け機能を追加

2022年02月08日/IT・機器

ナビタイムジャパンは2月8日、iOS向けカーナビアプリ「カーナビタイム」のプレミアムプラスコースで、配達ドライバー向け機能の提供を開始した。あわせて、プレミアムプラスコースの機能に加え、建物名や表札などが表記されているゼンリン住宅地図を見られる「住宅地図プラスコース」(月額2000円)を新設する。

<2月中旬にはAndroid OS向けも提供開始予定>
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配達ドライバー向け機能は、メニュー画面で「ドライバーモード」を「配達ドライバー」に切り替えることで利用できる。

主な機能として「配達先を詳細情報と共に管理できる配達リスト機能」「最大100件まで経由地を設定し、配達時間指定を考慮した最適巡回ルート検索」「配達業に便利な行政界地図とゼンリン住宅地図」を提供する。

<配達先を詳細情報と共に管理できる配達リスト機能>
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「配達先を詳細情報と共に管理できる配達リスト機能」では、伝票等の住所を配達地点として、ステータス(配達中・不在・配達完了)や配達時間指定、置き配指定、荷物サイズなどの詳細情報とともに配達リストに登録できる。

配達地点をリスト上で管理できるようになり、例えば「未配達で、配達指定時間が午前中」のように登録した情報での絞り込み検索も可能。

<最大100件まで経由地を設定し、配達時間指定を考慮した最適巡回ルート検索>
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「最大100件まで経由地を設定し、配達時間指定を考慮した最適巡回ルート検索」では、ルート検索時に目的地・経由地入力画面から配達リストを呼び出し、リスト上で目的地と経由地を最大100件まで設定可能で、詳細情報に登録している配達時間指定を考慮した最適な巡回ルートを検索できる。

経由地には滞在時間も設定でき、配達完了までの所要時間の目安も把握することが可能。

<配達業に便利な行政界地図とゼンリン住宅地図>
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「配達業に便利な行政界地図とゼンリン住宅地図」では、地図上で市区町村や丁目などの行政区画の境界線が表示された「行政界地図」を見られるようになる。

さらに、今回新設する「住宅地図プラスコース」に登録すると、地図を「住宅地図」に切り替えられるようになり、建物名や表札などが表記されているゼンリン住宅地図を見ることができる。地点検索時にも住宅地図を表示できるため、個人宅への配達時の誤配防止や、建物や表札を目印に移動するタクシーの送迎、引越業などでの利用を見込んでいる。

「カーナビタイム」は、仕事で利用するユーザーが全体の半数程度で、2021年4月にはタクシードライバー向け機能を大幅拡充するなど、プロドライバー向けの機能にも力を入れている。なかでもトラックドライバーユーザーが多いことから、今回新たに主に個人宅や企業への配達を担うドライバー向けの機能を開発した。

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