明治は3月10日、家庭用チーズ、家庭用油脂類、市販用レトルトカレー、チョコレート・グミなどの菓子類の価格改定を実施すると発表した。
世界的な需要拡大の影響や生産地の天候不順などの影響によって海外乳原料、カカオ豆、糖類、油脂、農産物といった原材料価格が上昇している。また、原油価格高騰の影響による物流コストや包装材価格の上昇、エネルギーコストなど諸経費の高止まりが続いており、現状の価格設定による販売の継続が難しい状況となったため価格改定を実施することとなった。
対象商品群は、家庭用チーズ20品、家庭用油脂類等4品、市販用レトルトカレー7品、チョコレート・グミ他136品の合計167品。
改定率は希望小売価格に対して、家庭用チーズが5.4~6.7%、家庭用油脂類等が6.9~7.9%、市販用レトルトカレーが6.5~7.7%、チョコレート・グミ他が約3~11%。
改定日は、家庭用チーズと家庭用油脂類等が4月1日出荷分から、市販用レトルトカレーとチョコレート・グミ他が5月1日出荷分から。