三菱ケミカルは3月15日、石油化学製品の製品価格を改定すると発表した。
国産基準ナフサ価格は、原油価格上昇の影響を受け騰勢を強めている。またこれら製品にかかるユーティリティ費用や物流費、固定費などのコスト上昇も避けられない事態となっている。同社としては、このような大幅なコスト上昇を自助努力のみで対応することは困難であるため価格改正を実施せざるを得ないと判断したもの。
該当製品は、モノエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール。値上げ幅は、+50円/kg以上。
改定時期は、2022年4月1日納入分から。