DHLジャパンは3月14日、DHL Expressがシンガポール航空と乗務員整備契約(CM)を締結し、ボーイング777貨物機「B777F」5機を配備すると発表した。
「B777F」は、シンガポールのチャンギ空港を拠点とし、DHLの南アジアハブにサービスを提供する。機体にはDHLとシンガポール航空両社ロゴのカラーリングが施され、シンガポール航空のパイロットによって北アジアを経由する米国行きの路線で運航される。同機材のメンテナンスもシンガポール航空が行う。
当初の契約期間は4年以上、その後の契約延長の機会が設けられており、納入は初号機が2022年7月、2号機が2022年10月、残りの3機は2023年中の予定。
同契約によって、DHL Expressは大陸間航空ネットワークのさらなる拡充を図り、急速な成長を遂げる国際エクスプレス輸送市場で高まる顧客需要に応えるとしている。
<DHL Expressグローバルネットワークオペレーションズ&アビエーション担当EVPのトラビス コブ氏(左から2人目)、DHL Express アジア太平洋地区CEO ケン リー氏(左から3人目)、シンガポール航空コマーシャル担当EVPのリー リクシン氏(左から4人目)>
DHLジャパン/DHL Express、2025年1月1日より平均6.9%値上げ