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オープンロジ/「バーコード検品」を入庫時の推奨検品に設定

2022年03月23日/3PL・物流企業

オープンロジは3月23日、商品の入庫の際に「バーコードによる検品」を推奨検品方法に設定したと発表した。

ユーザーは、事前申請を行うことで、SKU(商品種類)数の上限を拡大でき、倉庫への商品入庫時に必須となっていた個口内でのSKU毎の仕分けが不要となる。

今回の推奨検品方法の設定により、オープンロジは、大量入庫・多品種の商品販売を行うユーザーの商品入庫時の負担を軽減するとともに、庫内オペレーションの効率化を実現していくとしている。

なお、これまでオープンロジは、ユーザーの利便性を高めるために検品方法を自由に選択できるようにしていたが、サービス改善のために行ったアンケートで「自由に検品方法を選択できることが、入庫ルールを煩雑なものにしていてユーザーのストレスになっている」ことが明らかになった。

また、様々な事業成長を物流面からサポートする中で、事業拡大して大量入庫を頻繁に行ったり、多品種の商品を販売をするユーザーから「入庫依頼の上限が25SKUのため、1入庫依頼におけるSKU上限数を拡大してほしい」といった要望や「倉庫に入庫する際のSKU毎の仕分け作業が負担になっている」「海外生産のため工場でのSKU毎の仕分けが困難」という声が寄せられていた。

そこでオープンロジは、ユーザーが入庫処理を行いやすくするとともに、大量入庫や多品種の商品を入庫する場合も一括で入庫できるように「バーコード」を推奨検品方法に設定した。加えて、FNSKU、UPC、EANコード等の幅広いバーコードに対応することで、他社との在庫移動がスムーズに行えるようになる。

一方、倉庫でも「バーコードによる検品」を推奨検品とする方針に基づき、作業プロセスの見直しを行い庫内作業の効率化を行うことが可能となった。

同社では、今後、更なる入庫ルールの見直しや庫内フローの効率化に向けた検証を行い、ユーザーの利便性を高め、ユーザーの事業成長を物流面でサポートしていくとしている。

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