佐川急便は3月23日、和歌山県岩出市と「災害時における支援物資の緊急輸送等に関する協定」を3月22日に締結したと発表した。
この協定は、大規模災害発生時に岩出市において支援物資の受け入れや配送等が困難となる場合、佐川急便及びその協力会社が所有する倉庫の提供、支援物資の管理及び避難所への配送等の災害支援について定めたもの。
これにより、有事の際は円滑かつ確実に災害支援を行うとともに、平時から相互の連携強化を図り、万一の災害に備えていく。
今後も佐川急便は、社会インフラを担う企業として、地域住民のくらしを支える社会的責任を果たすべく、企業・行政との連携を強化していくとしている。
なお、2017年7月の九州北部豪雨では、甚大な被害を受けた福岡県朝倉市より要請を受け、避難所への支援物資の輸配送及び、支援物資集積拠点の管理・運営、物資の保管・入出荷、コールセンター等のサポート業務を、総合的かつ一体的に実施した(実施期間:2017年8月8日~10月31日)。