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大和ハウス/長野県最大級のマルチテナント型物流施設を4月着工

2022年03月30日/物流施設

大和ハウス工業は3月30日、長野県千曲市と「災害時等における避難者の受け入れに関する協定」を同日に締結したと発表した。

<Dプロジェクト長野千曲(赤枠がDPL長野千曲)>
20220330daiwa21 - 大和ハウス/長野県最大級のマルチテナント型物流施設を4月着工

大和ハウスは同市雨宮で産業団地「Dプロジェクト長野千曲」(敷地面積14万4000m2)の開発造成工事を2021年8月に完了しており、同地の1区画で長野県最大級のマルチテナント型物流施設「DPL長野千曲」を2022年4月中旬から着工する。

協定締結によって、大和ハウスは災害発生時に「DPL長野千曲」の1・2階共用部(ラウンジ・廊下)の一部を指定緊急避難場所として市に提供する。受け入れ可能人数は48名。

<DPL長野千曲>
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<位置図>
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「DPL長野千曲」は、地上2階建て、敷地面積3万7003m2、延床面積3万9204m2、最大4テナントの入居が可能な長野県最大級のマルチテナント型物流施設として、2023年4月に竣工予定。

長野県千曲市北部に位置し、長野市南部に隣接。上信越自動車道と、中央自動車道につながる長野自動車道を結ぶ「更埴JCT」に近接するとともに、「更埴IC」からも1.7kmと至近で、長野県内や首都圏や中部圏へ向けて配送を手がける物流企業の入居を想定している。

施設は2階に従業員用の休憩ラウンジを設け、就労環境の向上を図るとともに、BCP対策として電気設備や宅盤をかさ上げし、災害発生時の早期事業復旧を可能にする。

■「DPL長野千曲」建物概要
建設地:長野県千曲市雨宮2857他
交通:上信越自動車道「更埴IC」から1.7km
敷地面積:3万7003.68m2
延床面積:3万9204.00m2
賃貸面積:3万6655.50m2、最大4テナント、1区画約7800m2から
構造・規模:鉄骨造・地上2階建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:日本国土開発
着工:2022年4月中旬(予定)
竣工:2023年4月(予定)
入居 :2023年5月(予定)
総投資額:70億円

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