アルプスウェイ/長野県松本市の農地開発事業者に選定、物流施設の建設目指す

2025年12月17日/物流施設

アルプスウェイは12月17日、長野県松本市が地域未来投資促進法における重点促進区域に設定し、民間開発を促す産業用地開発候補地に定めた松本市神林地区・今井地区のうち、松本平広域公園総合球技場(サンプロ アルウィン)の西側農地、約1万m2を対象とする開発事業者に選定されたと発表した。立地の優位性を生かして物流施設を建設し、2029年の稼働を目指す。

<アルプスウェイ>
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この地域は長野県の中央部に位置し、首都圏・中京圏、また県内各地域とアクセスが良い。中部縦貫自動車道の整備により、岐阜県や北陸地域との交通の便向上も見込まれる。

一方、道路貨物運送業では2024年問題をはじめ生産年齢人口減少や鉱物資源高騰などが課題となり、アルプスウェイとしても労働生産性や付加価値の向上といった中長期的な経営課題を抱えていた。

こうしたことを背景に、2025年8月29日から松本市が開始したアルウィン西側農地立地事業者募集に応募。事業計画を提出し、12月11日付で選定された。

今後は、地域経済牽引事業に貢献できるよう、松本市や長野県の指導を受け申請手続きを進めるとともに、関係者と協議・調整しながら事業計画を進めていきたいとしている。

■アルプスウェイ
所在地:長野県松本市和田南西原4010-28
サイト:https://www.alway.co.jp/

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