商船三井は4月13日、春休み特別イベントで、オンライン職業体験イベント「海運業編～世界に誇る船の魅力～」を3月30日に開催したと発表した。
＜イベント当日の様子＞
オンライン職業体験イベントの実施は、2021年8月に続き2回目で、今回は国内外から約80名の小中学生と、その家族が参加。イベントでは商船三井小中学生アンバサダーの萩原兄弟と一緒にさまざまな船の種類、運んでいる貨物からモーダルシフトまで、バリューチェーンを支える海運業についてクイズを交えながら説明した。
＜参加した機関士（左）と航海士2名＞
当日は船員として3名の社員も参加。航海士、機関士の仕事内容、船内にある部屋の役割、業務外では何をしているかなど、船上での生活について話した。
質問コーナーでは「どんな勉強をしたら船員になれますか？」「船の仕事で一番大変だったことは何ですか？」など、船員の仕事・働き方や船上生活についての質問が子供たちから多く出された。
イベントについてのアンケートには「これまで知らなかった船や海運業のことをたくさん知れた」「外航船の船員になりたいと思った」「エンジンが好きなので、機関士の仕事に興味を持った」といった感想が寄せられた。
＜イベント終了後に配布した「スライド図鑑」（イメージ）＞
また、イベント終了後には後日の学習に活用してもらうことを目的に「スライド図鑑」と称した、当日の資料の配布も行った。
商船三井では、未来の担い手になる子供たちに、24時間365日で物流を支え続ける海運という仕事、抱える環境課題、未来のための取り組みを伝える活動を続けていくとしている。
