三菱ケミカルホールディングスは4月13日、機能性フィルム製品について、価格改定を実施すると発表した。
原油価格をはじめとするエネルギー費用の上昇等を背景に、原材料価格や燃料費、電力費、物流費をはじめとした諸経費が上昇している。さらに安定供給を目的とした生産設備維持費用や修繕費等も上昇しており、この製品の事業採算を圧迫している。
このような環境下、同社グループは、これまで安定供給や環境対策、品質・サービスの向上に取り組みながら継続的に合理化策を実施してきたが、自助努力だけではかかるコスト上昇分を吸収することは極めて困難であると判断し、今後も安定した供給を継続するために、価格改定することにしたもの。
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