ロジザードは4月5日、同社が提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」は、GTP型AGV「HIKROBOT」と標準連携したと発表した。
ロジザードでは、2020年にGTP型ロボット連携基盤、2021年には協働型ロボット連携基盤を構築、この基盤を使い、クラウドWMS「ロジザードZERO」はすでに2つの物流ロボットと標準連携している。今回の「HIKROBOT」との連携により、3つ目のロボット連携が実現した。
WMSは、「在庫管理」の役割だけでなく、物流ロボットなどの業務効率化ツールとの連携が欠かせなくなっている。ロジザードでは引き続き物流ロボットとの連携を強化し、顧客が物流業務の省人化、効率化、生産性向上を検討した際に提案できる、連携ツールの選択肢を増やしていくとしている。
なお、GTP(Goods to person)とは、ロボットが商品の入っている棚を作業員のいるワーキングステーションまで搬送すること。AGV(Automated guided vehicle)とは、床に配置したQRコードや磁気テープなどのガイドラインを読み取り走行する無人搬送ロボットのこと。