三井倉庫ホールディングス(HD)は4月6日、英国の指数算出会社のFTSE Russellが構築したインデックス「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されたと発表した。
「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」は、各セクターで相対的に、ESG(環境、社会、ガバナンス)対応に優れた日本企業のパフオーマンスを反映するインデックス。セクター・ニュートラルとなるよう設計されている。
また、低炭素経済への移行促進のため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアで改善の取り組みが評価される企業だけを組み入れている。加えて、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、ESGのパッシブ運用ベンチマークで採用している。
三井倉庫HDは、グループでESG経営・サステナビリティーを重要な経営課題の1つとして、さまざまな施策の取り組みや開示を行っている。同社では、今後も物流という重要な社会インフラを支える企業集団として、新たな価値を創出し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指すとしている。