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静岡県トラック協会/ドライバー教育eラーニングサービス無償提供

2022年04月08日/IT・機器

静岡県トラック協会とキャブステーションは4月8日、静岡県トラック協会のすべての会員事業者に対し、ドライバー教育eラーニングサービス「グッドラーニング!」の提供を4月1日より開始したと発表した。

<「グッドラーニング!」の一場面>
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これにより、県内1400の事業者に無償提供を開始。「初任運転者講習」の座学については事業所内のパソコン等での受講が可能となる。

静岡県トラック協会はこれまでも事業者の声に耳を傾け、全力で課題解決に取り組んで来たが、新たな施策として初任運転者講習での「事業者の労力、経費の軽減」「確実な教育の実施」を目的として、グッドラーニング!を活用することになったもの。

キャブステーションが開発したグッドラーニング!は全国500社を超える運輸事業者に採用されているドライバー安全教育に特化したeラーニングシステム。 国交省の指導監督指針に準拠した質の高い学習サービスを、インターネット環境さえあれば空いた時間にいつでも受講できることが最大の特徴。 法令で15時間以上と定められている初任運転者講習を、時間を有効活用しながら進めていけることが大きなメリットとなっている。

一方的な教材配信サービスと違い、すべての講座の理解度をチェックしながらステップアップしていく仕組みとなっており、受講者の理解度は数値化されデータとして提供。事業者で行うさらなる指導研修の材料としても活用可能。

これまでも初任運転者講習については定期的に毎月1回程度、研修会を同協会の研修センター(静岡市葵区)や県内自動車学校(田方郡函南町・浜松市東区)で開催しており、多数のドライバーが参加していた。

しかし、コロナ禍により各会場の定員が大幅に減少したことを踏まえ、新たにeラーニング(Web講習)を実施することにより、従来の参集型の開催日程を待つことなく、また、コロナ感染予防対策の観点からも会員事業所において、会社のパソコン等からWebで受講できることから、グッドラーニング!を導入する事にしたもの。

同協会としても安全教育には力を入れて取り組んでおり、働き方改革など環境が激変していくなかで、会員事業者をどのようにサポートしていくかというのは大変重要な課題となっている。今はDXを始めとした大きな変革の時代であり、物流業界も例外ではなく、業界発展のために今後も出来る限りの取組みを続けていきたい、としている。

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