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三菱ふそう/タンザニアでFUSO車両の新販売店契約を締結

2022年04月20日/国際

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は4月19日、タンザニアでのFUSO車両の新たな販売代理店として、フランスの大手商社CFAOグループ傘下の自動車販売代理店であるCapstone Corporation Ltd.(Capstone社)と販売店契約を締結したと発表した。

<記念イベントで納車された中型「FI」トラック>
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<タンザニア市場向けラインアップの一部>
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<タンザニア市場向け中型トラック「FA」>
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CFAOは、アフリカを中心に、自動車の輸入から組み立て、販売、リースまで幅広く事業を展開し、様々なモビリティニーズをサポートしている。現在、アフリカ大陸で最大規模の自動車販売ネットワークを統括している。

CFAOはケニア、ナイジェリア、ガボン、ガーナ、マダガスカル、モーリシャスなどでの販売事業を通じて、FUSO製品に関するカスタマーサービスのノウハウと実績を有している。タンザニアでは、グループ企業のCapstone社を通じて、ダルエスサラームと、製造業が盛んな内陸部のアルーシャの2拠点でFUSO車両の販売を開始する。

FUSOは今回の提携に伴い、タンザニアの顧客向けのラインアップを拡充し、総重量4.4トンの小型トラック「キャンター」から連結車両総重量49トンの大型トラック「TV」まで、より幅広い車両を提供する。同国向けのすべてのトラックは、MFTBCのパートナー企業であるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ(DICV)社のインド・オラガダム工場およびMFTBCの川崎製作所から完成車として輸出される。

MFTBCとCapstone社は、製品ラインアップの拡充により、農業、エネルギー、日用品などのビジネスへの対応を目指す。特に農業や食品加工は地元経済への貢献度が高く、3月末のイベントでは、Capstone社を通じた初めての納車式も行い、中型「FI」トラックを現地の食品・飲料メーカーのバクレザ・グループに引き渡した。

タンザニアの経済はこの20年間で着実に発展しており、新型コロナウイルスの流行による減速の後、回復に向かうと予測されている。また、政府によるインフラ支出も、さらなるモビリティ・ソリューションの需要を支えるものと期待されている。MFTBCは、Capstone社との新たな業務提携により、成長が続く同国でのFUSOブランドの販売強化を目指す。

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