三菱ふそうトラック・バスは4月21日、「ふそうスーパーグレート」のリコールを国土交通省に届け出た。リコール対象台数は4625台。
トレーラ側ブレーキランプの回路が不適切なため、ブレーキランプ点灯時に当該回路のダイオードが焼損する場合がある。そのため、トレーラ側ブレーキランプが不灯になってブレーキランプ異常の警告が表示され、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両のトレーラ側ブレーキランプ回路からダイオードを削除する。また、半導体リレーによる電装品制御を行っていない車両は、当該回路にリレーとサブハーネスを追加する。
不具合は、社内情報によって発見されたもの。不具合件数は14件で、うち1件で火災、2件で部分焼損が発生している。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001478876.pdf