福山通運とセイノーホールディングスは4月26日、SDGsを実現することを目的として取り組みの幅を広げた共創を両社で進めていくこと、また、同じ志を持つパートナーを募り、より大きな推進力に繋げていくことで合意したと発表した。
両社は、2013年3月に「大規模災害発生時における相互協力に関する協定」と「エコデリバリーの提供」に関する業務提携を締結した。
今回の合意では、両社の連携を強化し、SDGsについての両社の取り組みを共有するとともに、それぞれが持つノウハウの導入や共創を推進させる。また、多くの企業や団体とともに輪になって共創を進めることで、高い次元でのSDGsの実現を目指す。
2022年度の取り組み内容としては、ブロックトレインやダブル連結トラックの共同運行、トラックのEV化促進に向けたEVステーションの共同利用、過疎地域でのドローン輸送、DXを活用した顧客の利便性向上と効率化につながる出荷支援システムの連携、交通安全教室の共同実施、ウクライナへの人道支援について検討している。
セイノーHD/高度外国人材の雇用推進で協業、2024年問題の対策も背景