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飯野海運/Plug and Playを起用したスタートアップとコラボ強化

2022年05月06日/SCM・経営

飯野海運は5月6日、海運業界を取り巻く様々な事業環境変化に対応するため、コラボレーション(企業間協業)を有効な方策の一つと位置付け、先端技術を持つスタートアップとのコラボレーションを実施しているが、今般、米国シリコンバレーに本拠地を置く世界最大のアクセラレーターPlug and Play社の起用を決定し、スタートアップとの更なるコラボレーション強化を推進していくと発表した。

Plug and Play社は海事分野に特化したアクセラレータープログラムを提供しており、同社が持つ世界4万5000社超のスタートアップとのネットワークを通して、顧客企業の課題に合う最適なスタートアップと結び付け、業界を進化させる製品、サービス及び働き方等の開発のコラボレーションを促進・支援している。

飯野海運は、Plug and Play社起用により、スタートアップの革新的な思考と同社が海運業で蓄積した各種ノウハウとを結合し、めまぐるしくかわる事業環境への円滑な対応と海運業界が直面する気候変動や安全の確保など各種課題の解決を目指していくとしている。

なお、Plug and Play社は、スタートアップ、大手企業、投資家、大学、行政機関をつなぎ、世界中のイノベーションを加速させることをミッションとして掲げ、2006年にシリコンバレーで創業。現在、世界35拠点以上に展開、ベンチャーキャピタルとしてPayPalやDropbox、Guardant Healthなど1600社以上の投資実績を有し、多数のユニコーン企業を輩出している。またアクセラレーターとして、2021年は530社を超える企業パートナーの協力を集め、1300以上のプログラムやイベントを実施し、2500社以上のスタートアップの事業成長を支援している。

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