飯野海運は12月10日、英国ロンドンに本部を置く国際環境非営利団体であるCDP(Carbon Disclosure Project)から「2025年気候変動質問書」においてリーダーシップレベルの「Aマイナス」の評価を獲得したと発表した。「Aマイナス」は、最高評価「A」に次ぐ評価で、4年連続の獲得となる。
CDPは、環境分野で権威のある国際的な団体(NGO)で、グローバル企業等を対象に、温室効果ガス(GHG)排出量や気候変動がもたらすリスク・機会などの気候変動に関わる調査を行い、その回答内容をもとに評価を実施し、公表している。
飯野海運グループでは、中期経営計画において脱炭素社会の実現に向けた計画策定と実行を重点戦略の一つと位置づけており、2050年までにカーボンニュートラルを達成するためのロードマップを新たに作成し、達成に向け施策を進めている。
今回の「Aマイナス」評価獲得は、グループの海運業と不動産業におけるGHG排出量削減と脱炭素社会の実現に向けた様々な取組みが、リーダーシップレベルにあると評価されたものと考えている。
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