飯野海運が10月31日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高611億1700万円(前年同期比17.4%減)、営業利益57億7000万円(41.7%減)、経常利益65億8400万円(26.4%減)、親会社に帰属する当期純利益74億7500万円(22.4%減)となった。
セグメント別にみると、外航海運業の売上高は489億1600万円(20.7%減)、営業利益は38億6400万円(52.3%減)。
このうち、ケミカルタンカー市況では、中国経済の減速や米国の関税政策による不確実性の高まりを受け、引き続き製品需要は減少しており、前年同期と比べて軟化した。
同社は基幹航路である中東域から欧州及びアジア向けをはじめとする数量輸送契約に加え、スポット貨物を取り込むなど採算確保に努めたが、市況軟化の影響を受けたとしている。
また内航・近海海運業の売上高は52億8100万円(7.5%減)、営業損失は2億900万円(前年同期は営業利益2億2500万円)となっている。
通期は、売上高1260億円(11.2%減)、営業利益118億円(31.0%減)、経常利益125億円(28.0%減)、親会社に帰属する当期純利益126億円(31.4%減)を見込んでいる。
日本コンセプト 決算/1~3月の売上高11.4%増、営業利益41.4%減
 
									 
										 
		 
					 
		 
		 
		 
		 
					 
		 
		 
		 
		 
								 
								 
								