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川崎汽船/3月期の売上高21.0%増、営業黒字化

2022年05月09日/決算

川崎汽船が5月9日に発表した2022年3月期決算によると、売上高7569億8300万円(前年同期比21.0%増)、営業利益176億6300万円(前期は212億8600万円の損失)、経常利益6575億400万円(634.7%増)、親会社に帰属する当期純利益6424億2400万円(491.0%増)となった。

主なセグメントごとの業績は、ドライバルクが売上高2765億円(51.9%増)、営業利益237億円(前年同期は91億円の損失)。エネルギー資源が売上高897億円(15.6%増)、営業利益48億円(344.9%増)。製品物流が売上高3802億円(11.9%増)、営業利益6408億円(513.0%増)だった。

ドライバルクセグメントでは、市況エクスポージャーを適切に管理すると同時に運航コストの削減や配船効率向上に努めた結果、前期比で増収となり、黒字に転換した。

製品物流セグメントのうちコンテナ船事業では、持分法適用関連会社のONEで全航路で運賃が高水準で推移したことにより、業績が前期比で大幅に改善した。

次期は、売上高7800億円(3.0%増)、営業利益410億円(132.1%増)、経常利益4700億円(28.5%減)、親会社に帰属する当期純利益4600億円(28.4%減)を見込んでいる。

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