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アサヒロジスティクス/北東北をカバー、盛岡共配センター開設

2022年05月12日/物流施設

アサヒロジスティクスは5月11日、 岩手県滝沢市に盛岡共配センターを5月17日に開設すると発表した。

<盛岡共配センター (2022年4月撮影・工事途中)>
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<位置図>
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<冷凍庫>
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<休憩室>
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開設は、中期経営ビジョン「2026年度までに東日本を『面』でカバーする幅広く盤石なインフラを確立し、東名阪をつなぐ機能を強化しよう!」に基づき、関東~東北をカバーする共配ネットワークの構築を目的としており、2020年6月に開設した仙台共配センターに続き、東北エリアでは2か所目となる自社設備の物流拠点。

2021年4月よりグループ会社となったフレッシュ・ロジスティックの既存拠点とも連携し、グループで東日本を支える物流網を構築することを目指している。

なお、アサヒロジスティクスは2011年の東日本大震災以降、顧客の要望により、「止めない物流」のために東北方面への物流を行ってきたが、この実現には、多くの地元の物流会社との連携を必要としている。自社設備の物流拠点での対応を可能にすることで東日本のより強固な物流体制の構築を進めるため、2020年6月に東北エリアでは同社初となる自社設備の共配センター「仙台共配センター」を開設。これにより、関東圏内6拠点の共配センター(埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県)と東北エリアをつなぐ共配網の構築を進めてきた。

2022年4月に発表した中期経営ビジョンの実現に向けて東日本全域をカバーする共配網を確立するためには、北東北(青森県、秋田県、岩手県)をカバーできる拠点が必要であること、また2024年問題への対応として東北エリアの拠点をより充実させることが必要。北東北の中心である盛岡市近辺に自社センターを開設することで、既存7か所の共配センターと連携し、東日本をきめ細やかに対応できるネットワークの構築を進めていくとしている。

■概要
名称:アサヒロジスティクス 盛岡共配センター
住所:岩手県滝沢市大釜風林88番2
アクセス:東北新幹線盛岡駅より10㎞(最寄り駅JR田沢湖線小岩井駅より1.3㎞)、東北自動車道森岡ICより6㎞
開設日:2022年5月17日
敷地面積:9141.74m2
延床面積:3021.47m2
構造:鉄骨造 平屋建
設備:冷凍庫 449.59m2
冷蔵庫 647.93m2
常温庫 1100.82m2
事務所、休憩室、ミーティングルーム

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