ライナロジクスは5月24日、完全AI自動配車システム「LYNA(ライナ)自動配車クラウド」の新機能「CO2排出量算定機能」の提供を開始した。
これまで「LYNA自動配車クラウド」では、帳票上でCO2排出量を計算して出力することでCO2排出量を把握できたが、新機能によって「LYNA自動配車クラウド」で立案した配車計画に対するCO2排出量を画面上で簡便に確認できるようになった。
これにより、走行前の計画段階でCO2排出量の見積もりが可能になり、運送事業者はよりCO2排出量を意識した配車計画に基づいて輸配送を行えるようになるほか、荷主企業は物流シミュレーションに利用することで貨物量に対する適正なCO2排出量を把握でき、環境面に即した物流改善に役立てることができる。
CO2排出量は、経済産業省・国土交通省が作成した「ロジスティクス分野におけるCO2排出量算定方法共同ガイドラインVer.3.1」の改良トンキロ法に基づき算出している。