日本オラクルは5月27日、SBS東芝ロジスティクスが国内外用業務システムのクラウド移行に「OCI」の「Oracle Cloud VMware Solution」を導入、稼働開始したと発表した。
SBS東芝ロジスティクスは、他社クラウドのVMware Solution環境下で運用してきた35サーバーからなる業務システム群の「OCI」上への移行を、アプリケーションおよび運用の変更をすることなく、環境構築を含め6カ月で完了。2021年12月から稼働を開始している。
移行対象となった業務システム群は、国内物流システム、EDI(電子データ交換)サーバーなどの重要システムを含む国内外業務システム。高性能な「OCI」への移行により、データベースを含めたシステムの安定稼働と、クラウドネイティブ・サービスを活用したコストの削減、迅速なシステム拡張も可能となった。
SBS東芝ロジスティクスでは今後、「OCI」で提供されるクラウドネイティブ・サービスを活用し、システムのモダナイゼーションをさらに進めとともに、「OCI」上に移行したシステムのデータベースの集約を行い、さらなるコスト最適化を図っていくとしている。