Automagi(オートマギ)は5月30日、スマートフォンで荷物を撮影するだけで自動でサイズ計測しデータとして記録・管理できる荷物情報収集アプリケーション「Logi measure(ロジメジャー)」に、非定形計測機能を追加したと発表した。
<ロジメジャーに非定形計測機能を追加>
これまで「Logi measure」で計測できるのは、段ボールなどの直方体の荷物のみだったが、非定形計測機能が加わったことで、緩衝材で包装された荷物や紙袋、鞄やキャリーケースなど形やサイズの異なる一部の非定形荷物の縦、横、高さの3辺計測も可能となる。
<さらなる業務効率化を支援>
同機能追加により、商品梱包用の箱の選定や引っ越し業者による家具の計測、飛行機の機内持ち込み荷物の計測など、形や大きさにばらつきがあり、手作業で測る必要があった荷物の計測時間を、約20秒から約1秒へと大幅に削減できるという(同社調べ)。
なお、非定形の大きさや種類によるが、推奨環境下での計測であれば3辺合計の計測精度は90%以上を実現している。
Automagiは、物流業界のDX推進業と務効率化支援を目的に「Logi measure」を開発し、2021年10月より提供開始。今後、撮影対象物の種類やサイズを拡張するため、計測時の精度向上を進めていくとしている。