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New Relic/207のラストワンマイル物流に採用、DX化促進

2022年06月15日/IT・機器

デジタルビジネスに可観測性プラットフォームを提供するNew Relicは6月15日、207(ニーマルナナ)が、同社のクラウドサービス「TODOCU シリーズ」にオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic One」を導入したと発表した。

207は、物流のラストワンマイル領域に焦点を当てたクラウドサービス「TODOCU シリーズ」を提供している。同サービスは、受取人向けの「TODOCU」、配達員向けの「TODOCU サポーター」、配送事業者向けの「TODOCU クラウド」から構成され、荷物の到着を待たなければならない不自由さや、再配達に象徴される配送業務の非効率性、アナログな業務手順への依存といった物流業界の課題変革に取り組んでいる。

New Relic Oneを採用した目的は、TODOCU シリーズのアプリケーション開発のスピードを高めながら、同時にサービス品質と信頼性の向上を目指すこと。

TODOCU シリーズは、様々な外部サービスとのリアルタイム連携によって利便性の高いサービスを実現。TODOCU サポーターでは、バックエンドのWebアプリケーションを中心に、OCR、地図情報、住宅地図情報など様々な外部サービスとAPIで連携しサービスを提供している。

207は、New Relic Oneを活用することで、API連携のボトルネックを可視化し、アプリケーションプロセスとコード上の改善点を即座に特定できるようになった。また、特定の配達員でエラーが繰り返されるような事象に対しても、ログデータをAPMで収集したデータと関連づけて原因を素早く特定し、問題解決の工数と時間を大幅に短縮した。

207では、これらの効果によりユーザーの利用体験に影響するシステム不具合の検知から復旧までを大幅に迅速化し、アプリケーション開発のスピード化と高品質化を両立させることに成功したとしている。

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