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日本通運/環境配慮型温度管理容器を利用した新輸送サービス開始

2022年06月16日/3PL・物流企業

日本通運は6月16日、ワクチン輸送で実績のある仏国のアンバリゾ社と日系物流企業として初めて連携し、環境配慮型温度管理容器を利用した、国際航空輸送用の新たなサービスの販売を開始したと発表した。

<環境配慮型温度管理容器を利用>
20220616NX1 520x338 - 日本通運/環境配慮型温度管理容器を利用した新輸送サービス開始

<3つの温度帯をラインナップ>
20220616NX2 520x100 - 日本通運/環境配慮型温度管理容器を利用した新輸送サービス開始

アンバリゾ社は、フランスで30年以上にわたりコールドチェーンに使用される断熱梱包箱と高性能保冷剤の研究開発・製造および販売活動を展開している。

日本通運はアンバリゾ社との連携により、同社の高い温度管理性能を持つ、再利用可能なパッシブ型(非電源型)の温度管理容器と、国際航空輸送を組み合わせた新たなサービスを開発し、温度管理輸送サービスを拡充。輸送中の温度を厳格に維持しつつ、顧客のCO2排出量削減に貢献する環境に配慮したサービスを提供する。

近年、医療・医薬品産業分野を中心に輸送での厳格な温度管理が求められており、また各産業で環境に配慮した物流サービスへの関心が高まっている。NXグループは「NXグループ経営計画2023~非連続な成長”Dynamic Growth”~」において、医薬品産業を重点産業と位置付け、温度管理輸送サービスを展開してきた。

今後もNXグループは、高度化・多様化する医薬品の物流ニーズに応えるサービスを、グローバルに拡充、展開していくとしている。

■サービス概要
サービス名:NX-SOLUTION 温度管理輸送サービス 環境配慮型温度管理容器
特長:1.ISTA7D条件※に対応した、高い温度管理性能容器を利用、2.環境配慮型温度管理容器は、世界80か国・地域で回収が可能、3.再利用可能な容器での輸送により、サプライチェーンCO2排出量の削減に貢献
※ISTA(国際安全輸送協会)による包装貨物の評価試験規格
ラインナップ:3つの温度帯で、顧客の貨物量に最適な内容量が選択可能

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