メガソフトは6月21日、躯体を入力し、マテハン機器をマウスドラッグで配置するだけで倉庫レイアウト図を作成でき、倉庫内外のイメージ確認ができるソフトウェアに、Windowsの設定言語から自動的に英語表記に切り替わる機能を搭載した「物流倉庫3D」(Ver.2.0)を発売すると発表した。
これにより、海外拠点で英語版Windowsを使う人や、日本企業に所属する外国人にも「物流倉庫3D」で3DCGを駆使したプレゼンテーションや打ち合わせができる環境を提供し、グローバルに活動する全ての人が同じソフト・同じデータでやり取りができるようになる。
<倉庫レイアウトソフト「物流倉庫3D」が英語表記に対応>
<英語表記になった物流倉庫3Dの操作画面>
物流倉庫3D(Ver.2.0)では、Windowsの設定に関わらず英語表記にすることが可能。
<パーツ手動附番機能>
また、クリックした順にパーツに「文字列+連番」を付加する機能を追加。パーツにロケーション番号を付ければ、データベース連携機能でWMSからの情報をパーツに紐づけることもできる。
<検索してパーツの色を一括変更>
さらにパーツのプロパティ情報(管理ID、品番、契約年月日など)を検索条件に設定し、ヒットしたパーツを指定した色に一括変更できる機能を追加し、倉庫内の棚を利用頻度別に色分け表示するなど、管理業務にも活用可能となっている。
<説明用の吹き出しを追加>
このほか、説明用の吹き出しを追加。倉庫内に設置するマテハン機器類の説明や、倉庫運営への提案など、吹き出しで説明を加えることで、担当者が細かく説明しなくても顧客に意図を伝えられる。吹き出しは一括で表示/非表示を切り替えられ、近づいた時だけの表示も可能。
メガソフトは、新機能を搭載することで、「物流倉庫3D」をよりグローバルに販売していきたいとしている。
■製品概要
製品名:物流倉庫3D(ver2.0)
ジャンル:倉庫レイアウト&デザインソフト
発売日:2022年6月22日
企画・開発・発売:メガソフト
流通方法:直販、ソフトウェア流通、各種販社など
販売対象:物流倉庫業者、3PL業者、物流倉庫デベロッパー、マテハン機器メーカー、工場・店舗の倉庫管理者など
動作環境:Windows11/10/8.1/8
https://www.megasoft.co.jp/logi3d/