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インフォア/ERPにより、日栄インテックの在庫管理を精度向上

2022年06月21日/IT・機器

インフォアジャパンは6月21日、建材・資材メーカーである日栄インテックが、インフォアの組立製造業向けのERPソリューション「Infor SyteLine」を導入したと発表した。

導入プロジェクトは、インフォアのパートナー企業であるリアルソフトが導入・運用を支援している。

日栄インテックはInfor SyteLine により、ロット管理による在庫管理の精度向上や、マルチサイト(複数拠点)機能による国内での事業単位での統制・管理および新規事業の立ち上げの最適化を実現しており、今後は業務プロセスの標準化・効率化も推進していくとしている。

Infor SyteLineは、日栄インテックの国内全拠点の生産から購買、販売、物流、会計を担う基幹プラットフォームとして2021年8月より本稼働を開始。

同社は、最初の大きなビジネス成果として、自社のAuto-ID製品とInfor SyteLineの連携よりロット管理を実現することで、倉庫の在庫精度を向上させ、在庫コストの削減と在庫状況の可視化に繋げている。

また、マルチサイト機能により、国内での事業単位での統制・管理を最適化し、新規事業の立ち上げや事業の統廃合にも迅速に対応できるようになった。事業領域を横断したリアルタイムなデータの可視化により、現場や経営層のデータドリブンな意思決定にも貢献している。

今後同社は、カスタマイズの容易なInfor SyteLineにより、内製化による業務の標準化・効率化を推進していく。さらには、サービス部門での活用も予定しており、価値創造を生み出し、創造業への変革の柱となる同部門への貢献も期待されている。

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