アサヒロジスティクスは7月12日、新デザインを施したトラックの導入を同5日に開始したと発表した。
トラックデザインの刷新は4月に発表したロゴ・シンボルマークのリニューアルに伴うもの。今後は、新規購入車両から新デザインへと移行していく。新デザインは、グループ会社のデイリースタッフで新規購入する車両にも採用する。
リニューアルしたロゴ・シンボルマークは、現行のトラックデザインに使用している「オリガミカラー」を生かしており、今回導入する新たなデザインのトラックも「オリガミカラー」をメインのイメージとしている。
オリガミカラーは、トラックの悪いイメージを払しょくしたいという横塚 正秋 相談役の問題意識から1990年に誕生したもので、「食品物流にふさわしく、清潔感のある白色を基調とする」「女性や子どもが見て、愛着を感じてもらえるカラーリング」の2つをデザインコンセプトとしている。
新デザインでは、このオリガミカラーを受け継ぐとともに、「物流業界をより身近に感じてもらえる」「より優しいイメージを持ってもらえる」ことを意識。シンボルマークがより多くの人の印象に残るよう、その他の装飾やステッカーは可能な限り使用せず、シンプルなデザインとした。
これまで、アサヒロジスティクスグループ各社では、それぞれが異なるロゴ・シンボルマークを使用してきたが、「東日本、関西、中部へと拠点展開を進め、事業の幅を広げていること」「2021年4月にフレッシュ・ロジスティックをグループ会社としたこと」から、今後の認知度が低い地域への拠点展開や、新たな分野へのチャレンジを行うことを想定した際、アサヒロジスティクスグループであることを誰もが認識できる、共通のシンボルマークと新たなロゴマークの作成が必要と判断し、2022年4月にロゴ・シンボルマークを刷新した。