SBSホールディングスは7月15日、東京大学先端科学技術研究センター先端物流科学特論講座で講演を行ったと発表した。
東京大学の先端物流科学寄付研究部門は、先端技術による物流業界の課題解決やそれに向けた高度人材の育成などを目的とし、これに賛同した複数の物流企業が出資し、設立された教育機関。SBSグループは2020年から参画しており、今回はその取り組みの一環として登壇した。
<東京大学先端物流科学特論講座で講演>
講演では、同社LT企画部の曲渕章浩部長が、同グループの成長戦略や、昨今のEC市場の拡大を見据えた次の成長戦略を骨子に、この先の労働力不足への対応や、ラストワンマイルへの活用を想定したソリューションの、LT(ロジスティクス・テクノロジー)視点による考え方や取り組み事例などを、約100名の大学院生に紹介。
そのうえで「ロジスティクスの世界は複雑で難しさもあるが、一方でそれ以上のやり甲斐や面白さもある。講演を通じて、少しでも興味を持っていただければ嬉しい」(曲渕部長)と述べた。
SBSグループでは、今後も高度人材がロジスティクスの領域へ関心を持つきっかけに繋がる活動を積極的に行い、物流業界の発展に貢献していくとしている。
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