川西倉庫が8月8日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、売上高70億9000万円(前年同期比27.5%増)、営業利益4億3300万円(78.9%増)、経常利益4億6600万円(69.1%増)、親会社に帰属する四半期純利益3億800万円(85.8%増)となった。
セグメント別の業績では、国内物流事業が、49億6100万円(10.3%増)、営業利益は4億4100万円(11.9%増)だった。
貨物の取り扱いが堅調に推移し、倉庫業務においては入出庫高、保管高とも前年同期を上回り、神戸港での港湾運送取扱業務及び運送業務についても堅調に推移し、売上高営、営業利益ともに前年同期を上回った。
国際物流事業は、売上高が20億2700万円(110.6%増)、営業利益は1億8400万円(263.1%増)となった。
輸出入貨物の増加、海上運賃マーケットの影響、海外子会社の業績も堅調に推移したことにより売上高および営業利益は前年同期を上回った。
通期の業績予想に関しては、第2四半期での予想が当初予想から大きく乖離していることもあり、現時点において合理的な業績予想の算出が困難なため、一旦未定とし、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに公表する。
川西倉庫 決算/4~6月の売上高0.8%減、営業利益21.1%減