ウェザーニューズは8月22日、被災地の復旧支援を目的に8月上旬から断続的に降る雨の影響で被害が広がる北海道や東北地方の自治体・企業へ「防災気象サービス」を無償で提供すると発表した。9月15日まで申込みを受け付けている。
＜防災気象サービス＞
具体的には、気象情報を一元的に管理できるウェブシステム「防災プラットフォーム」や、周辺の観測機で一定の雨量・水位を越える観測があった場合にメールで通知する「アラートサービス」を提供する。
また、災害対応における情報連携の迅速化を実現する専用のLINEアカウントを発行。専用のアカウントを追加登録すると、LINEのトーク画面から被害の状況を報告したり、集められた報告を地図上で一元的に管理することが可能なほか、専用のアカウントを登録した関係者に対して一斉にメッセージを配信することもできる。
防災気象サービスの無償提供は、10月末ごろまで継続して行う予定。すでに約30の市町村や企業への提供が決定しており、物流関連の企業や農業協同組合などで活用される予定だ。
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